森の木や葉からは、「フィトンチッド」と呼ばれる揮発性の目に見えない物質が放出されています。森の臭いと言えば、なんとなくイメージできると思いますが、かすかに香るあの臭いが「フィトンチッド」です。この「フィトンチッド」をいっぱい浴びることで、私たち人間にもプラスの効果をもたらしてくれます。血液が浄化され、新陳代謝が活発にり、体の中の老廃物が排出されます。つまり、それは、抵抗力が強くなり、自然治癒力が高まり、病気にかかりにくい丈夫な身体を作ることになります。
「フィトンチッド」は、身体だけではなく、精神面にも作用します。「フィトンチッド」には、自律神経を安定させて、感情が高まるホルモンの分泌を抑制し、気分を安定させてリラックスさせてくれる効果もあります。自律神経が副交感神経優位に働くことで、血圧を安定させたり、心拍数を落ちつかせることにもつながります。そして、「フィトンチッド」には、殺菌作用や消臭効果もあります。アトピー、気管支ぜんそく、アレルギー性疾患の原因とも言われているダニ。ダニは「フィトンチッド」の香りを嫌いますので、実は森の中では繁殖が抑えられています。ダニは家の中にたくさん存在しています。人間が生活しやすい温度や湿度の多い湿った環境では爆発的に繁殖します。森の香りは「フィトンチッド」だけでなく、葉そのものの臭いもありますが、これにも殺菌消臭効果があります。 |