日光浴には、セロトニンを生成する効果があります。セロトニンとは、脳内に存在する神経伝達物質の一種です。必須アミノ酸であるトリプトファンからつくられ、おもに大脳基底核や延髄の縫線核、視床下部などに存在しています。セロトニンには、恐怖に影響する神経伝達物質のノルアドレナリンや快楽に関連する神経伝達物質のドパミンなどを制御し、精神状態を安定にする働きがあります。そのため、セロトニンが不足するとノルアドレナリンやドパミンが制御できなくなり、精神状態が不安定になってしまうのです。そうなると、不安感を抱いたり、うつやパニックを引き起こしたり、攻撃的になったりします。
セロトニン神経は網膜に光が当たることで活性化します。すると、血圧や呼吸、心拍が活動的になるので、目が覚めて意識がはっきりしていきます。 網膜は人の身体にとってのソーラーパネルです。つらい朝も太陽光を5分浴びるだけでスッキリ覚める理由は、目の網膜を通して、脳はセロトニンの合成を始めます。セロトニンは、太陽の出ている日中に分泌が盛んになり、午後から夜にかけて活性が下がっていき、ノンレム睡眠時にはまったく分泌されなくなります。起きた直後はセロトニンがほぼゼロな状態ですが、日光に当たることで覚醒していきます。
セロトニンとは、脳内伝達物質の一種で、別名「幸せホルモン」とも呼ばれています。セロトニンは、体やメンタルにさまざまな良い効果をもたらします。リラックス効果やストレス解消、睡眠の質を上げる効果などが期待できます。ストレス解消されることで、集中力向上や疲労解消にもつながります。1日を快適に過ごすためには、日光を浴びることが大切です。太陽光は多くの恩恵を私たちにもたらしてくれますが、人間の脳もまた、太陽光を浴びることによって、毎日を幸せに過ごすためのエネルギーを発電しています。 |